商品の名称やロゴを決めてサービスを開始したとします。商標登録を申請しようとしたとき、もし世の中に同じ名称やロゴが存在していて商標登録を受けられないことがわかったら、、、
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自身のブランドとして考案した名称やロゴと同じものが世の中に存在していたことがサービス開始後にわかった場合、それまでと同じようにサービスを提供することができなくなります。なぜなら、他者が使用している商標を自己の利益のために使用すると、商標権の侵害となる可能性が生じるためです。こうなってしまうと、名称やロゴを再検討したり商品のタグを貼り替えたりする必要が生じ、自身のビジネスに不都合や損失がもたらされます。
こうした問題を回避するために、名称やロゴを考案する段階で商標登録についても検討することが強く推奨されます。確実に商標登録できる名称やロゴのみを検討すると、こうした無駄を省き、他者商標侵害を防ぐことができます。
ホームページに掲載されるコンテンツには、著作権や商標権の対象となるものが数多く含まれています
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ホームページを開設するときの商標権侵害
ホームページを開設する際にサイト名やメタタグに他人の商標を含めると、商標権の侵害になることをご存知でしょうか。メタタグは、ユーザーからは見えないものですが、検索において有利になるものです。メタタグが他人に商標であった場合、他人の利益を害することになります。ドメイン名についても同様です。該当の条文が以下のとおり定められています。
商標法2条3項8号
特許庁
商品又は役務に関する広告,定価表又は取引書類に標章を付して展示し,又は頒布し,又はこれらを内容とする情報に標章を付して電磁的方法により提供する行為
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ホームページを開設するときの模倣被害
上記では、他人の商標権を侵害しないように注意してくださいと説明しました。一方、自身のホームページのタイトルやそこに掲載する商品名を、他人の侵害から保護するためには、商標登録を申請しておく必要があります。商標権の取得は早い者勝ちです。ホームページ公開前に、権利を保護できる体制を整えておく必要があるでしょう。
IPアドバイザリーの商標調査・登録サービス
IPアドバイザリーでは、ホームぺージ作成におけるタイトルやサービス名、メタタグ、タイトルタグについて、他人の商標権を侵害していないかどうか調べたり、自身のブランドを強化するために商標登録を行うサービスを提供しています
商標調査
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企業名や商品の名称やロゴを決めるときに、同じ名称やロゴがすでに存在しないかどうか、商標登録を受けることができるかどうか調査します。もし世の中に同じ名称やロゴが存在したら、別の候補を検討します。このようにして、確実に商標登録できるネーミングを考案することで、無駄を省き、損失を防ぎます。
商標登録
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商標登録可能なネーミングが決まったら、商標登録を申請します。出願作業と登録に至るまでの業務は弁理士が行います。商標などの知的財産に関しては難しい業務に遭遇する場合もありますが、わかりやすく丁寧に説明いたしますのでご安心ください。